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クルマ修正Q&A掲示板

クーラント、リザーブタンク

解決

1度原因がわからないオーバヒートしてるのですが、その後にリザーブタンクがHを超えることがあるんですがガス抜けして、逆流の可能性がありますか?クーラントの漏れなどはないです。オーバヒート後はサーモ、ラジエターキャップ替えて様子を見てますがオーバヒートはないです。

質問者:名前なし 居住:新潟県 車種:ダイハツ L150 日付:2016-05-16 15:14:51
カテゴリ:エンジン

クルマの相談館事務局

「リザーブタンクがHを超えることがある」ということですが、ラジエータ液(クーラント)がリザーブタンクのFULL(MAX)の線を超えてしまうということでよろしいでしょうか?

まず、エンジンの冷却システムについて簡単にご説明したいと思います。
ラジエータ液(クーラント)はエンジンの熱をうばいエンジンにとって適切な温度環境を作る役割をもっています。
エンジンのシリンダーブロック、シリンダーヘッドにはウォータージャケットと呼ばれる冷却水が流れるための通路があり、この通路をラジエータ液が循環することでエンジンから熱を奪いエンジンの温度環境を整えます。ウォータージャケットを通り温度が上がったラジエータ液は、ラジエータを通り冷やされ、再び温度を下げエンジンへと循環していきます。

冷却経路内は密閉されているためラジエータ液の温度が高くなるにつれてラジエータ液が膨張し圧力が高くなっていきます。この圧力が高くなりすぎると冷却系統を破裂させてしまうため、ある一定の圧力を超えるとラジエータキャップの加圧弁が開きリザーブタンクにラジエータ液が送られます。
エンジンをかけていない冷間時よりもエンジンが始動し暖まってくるとリザーブタンク内のクーラントの量が増えるのはこのためです。
逆に温度が低くなり圧力が下がると、ラジエータキャップの負圧弁が開き、リザーブタンクからラジエータ液を吸い込みます。リザーブタンクの液量は、冷却水の温度によって変化していきます。

エンジンが冷えている状態で、通常はラジエータ液を補充します。冷えているときにはリザーブタンクのFULLからLOWの範囲内にあり、エンジンが暖まった状態のときには上記のようにラジエータ液がリザーブタンクに圧力を逃がすため送られます。よってエンジンが暖まった状態ではラジエータ液が、FULL(MAX)の線を超えたとしてもそれは異常ではありません。
エンジンが暖まってから、ラジエータ液がFULLの線を超えることに不安に思われているようでしたらその部分はご安心ください。

日付:2016-05-18 17:39:15

回答ありがとうございます。FULLを超えます。
最近気になりクーラントのエア抜きしましたら空気がいつまでも出てきます。やはりガス抜けしている可能性が高いと感じています。

日付:2016-05-19 19:49:57

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