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クルマ修正Q&A掲示板

オーパのエアコン工事ランプてん滅

解決

宜しくお願い致します。本日から、エアコンのランプが点滅し始めて、エアコンが全く効かなくなってしまいました。これは、ガス抜けか何かの異常でしょうか?もう梅雨の時期も近いので、困っております。オートバックスなどでも対応可能でしょうか?それともこのサイトの修理工場に持ち込んだほうが良い宜しいでしょうか?エアコンについては詳しくないないので、詳しくお教えください。

質問者:キヨヒコ 居住:神奈川県 車種:オーパ 年式:2001 日付:2016-03-29 14:23:48
カテゴリ:エアコン

クルマの相談館事務局

クルマのエアコンシステムについてまず簡単にご説明したいと思います。
エアコンが冷気を作る仕組み自体は簡単で液体が気化する際に周囲から熱を奪う原理を利用しています。クルマのエアコンの場合、この液体にあたるのが冷媒(フロンガス・R134a)になります。冷媒はクルマのエアコンシステム内を循環しており液体から気体、気体から液体への変化が繰り返し行なわれております。
気体を液化させるには気体を圧縮し圧力を高める必要があります。この気体を圧縮する装置がエアコン・コンプレッサーになります。コンプレッサーで圧縮された冷媒はエンジンルームの前側にあるコンデンサ(熱交換機)に送られ外気やファンモータで冷やされ液化され、液体になった冷媒は室内のエキスパンションバルブという針の穴にも満たない小さな穴からエバポレータ(家庭用エアコンでいう室内機にあたります)内へ噴射され一気に気化します。
気化した冷媒はエバポレータ内の熱を奪い、それによってエバポレータが冷やされます。この冷やされたエバポレータにブロアファン(送風機)で送られた風を通すことで風が冷やされエアコンの空調風になります。
エバポレータから出た冷媒は再びコンプレッサーに戻り圧縮するといったサイクルを繰り返しているのがクルマのエアコンの仕組みになります。

本題のエアコンランプの点滅ですが、エアコンを入れるとコンプレッサーのマグネットクラッチというコンプレッサーの作動を断続するために使われている電磁クラッチに電気が流れコンプレッサーが作動します。コンプレッサーはエンジンの回転を利用しベルトで回転します。
オーパのエアコンのコンプレッサーには、この回転を検知するセンサがついておりエンジン回転との差がでるとマグネットクラッチへの電源をOFFしコンプレッサーの駆動を止めます。(この時、異常検知のためエアコン警告ランプが点滅)
この場合、考えられる故障原因個所としてコンプレッサー自体の不具合やベルトの劣化による不具合、マグネットクラッチへの電流を制御するクラッチリレーの不具合が考えられます。

コンプレッサーの不具合の場合高額な修理費用になることが多いのですが、オーパの場合マグネットスイッチへの電流を制御するクラッチリレーの故障が多いようです。※クラッチリレーの不具合であれば部品代が¥3,000-程度と工賃になります。
電気回路の点検が必要になりますのでお近くのディーラーや修理工場に診ていただいた方がよろしいでしょう。

クルマの相談館の提携工場は神奈川県にもございますのでお近くであればお問い合わせしてみてください。
神奈川県の工場の工場一覧はこちらです。
     ↓
http://repair-soudan-car.jp/factory_search/area02.html#a02_02

日付:2016-03-30 17:44:44

有難う御座います。早速今週末にディーラーに見てもらうことに致しました。ご丁寧なご説明で良く理解できました。

日付:2016-03-31 07:37:07

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