走行中路面が悪いところに行くと右後ろからゴトゴトしたような異音がします。2年前にショックからオイルが滲んでいるといわれたことがあるんですが・・・ショックが原因でしょうか？

サスペンションを構成する部品のうち上下の動きを抑制するのは大きくスプリングとショックアブソーバです。路面の凸凹からくる衝撃は、スプリングが伸び縮みすることで吸収します。しかし一度収縮したスプリングは、もとの位置に戻るまでフワフワと揺れ続けてしまいます。この余分な揺れを抑え、車を安定させるのがショックアブソーバです。

ショックアブソーバーがオイル漏れを起こすと、この揺れがなかなか収まらずフワフワした乗り心地になったり、荒れた路面や段差等ではダンパが伸び切ったり底付きを起こし異音が発生することがあります。
2年前に滲みがあったとのことですので、その後にオイル漏れを起こし現在の症状が出ている可能性もあります。
ただサスペンション廻りには、ショックアブソーバー以外にも異音の原因になる様々な要因が考えられます。サスペンションブッシュ（※1）のヘタリや取り付け部の緩み、ガタ等もその一つです。
安全にお乗りいただくためにも一度、整備工場に異音の原因を点検・修理してもらいましょう！

クルマの相談館の提携工場は千葉県にもございますのでお近くであればお問い合わせしてみてください。

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（※1）アーム類を連結する部分などに使用されるゴム製や金属製の当て材。走行時に連結した部分から衝撃や振動などがボディに直接伝わらないように吸収する役割をもっています。