HOME >クルマ修正Q&A掲示板

クルマ修正Q&A掲示板

エレメントは交換が必要?

解決

こないだガソリンスタンドの店員さんにオイル交換の度にエレメントも交換した方が良いですよと勧められオイルキャンペ-ンだったので交換しましたが、本当に毎回必要ですか?

質問者:名前なし 居住:茨城県 車種:ワゴンR 年式:H17年 日付:2015-01-11 04:58:37
カテゴリ:エンジン

クルマの相談館事務局

オイルエレメント(オイルフィルター)は、エンジンオイルの汚れを取り除き、きれいなオイルとして循環させるためのフィルターです。
オイルエレメント(オイルフィルター)は、クルマの走行距離などによって汚れていき、またエンジンオイルの状態によっても性能が低下します。汚れには、 エンジンオイル内の金属粉(削りかす)、カーボンなどがあり、定期的な交換を行わないとフィルターが目詰まりをおこします。フィルターの目詰まりにより汚れの除去ができなくなりエンジンに重大な損傷を与えるおそれがあるので、定期的な交換が必要となるのです。

交換時期の目安は、オイル品質、使用状況、車の使用年数、車種、エンジン等により、交換時期は異なります。一般的な目安としては、オイル交換(5,000kmで交換した場合)2回に1回程度が交換の目安になります。
H17年式ワゴンRの場合、標準的な使用方法では、エンジンオイルは10,000km(ターボ車は5、000km)ごと、または6か月ごとのどちらか早い方に交換し、オイルフィルター(オイルエレメント)は10,000kmごとの交換をメーカーでは推奨しています。
ただし、シビアコンディション(※下記参照)の場合は、5,000kmごとの交換時期になります。

※シビアコンディション
平坦路での走行や、一定速度の走行を想定した標準的な使用に比べて、シビアコンディション(クルマにとってより厳しい使用状況)の場合には、部品やオイルなどの劣化が早まることがあります。たとえば、ストップ&ゴーを繰り返すような渋滞や、エンジンやオイルが充分に温まらない状態の低速や短距離の走行、また登坂路やホコリが多いなどの使用環境によっても、クルマはシビアコンディションにさらされています。このような場合には、走行距離が少なくてもクルマやエンジン、部品などに大きな負荷がかかっています。次に示すような走行状況の場合には、標準よりも早めの点検・交換を行ってください。

目安として下記のいずれかでの走行が走行距離の30%以上の場合、シビアコンディションに該当します。
1、悪路(デコボコ道、砂利道、未舗装路)での走行が多い (悪路の目安・運転者の体に衝撃(突き上げ感)を感じる荒れた路面・石をはね上げたり、わだち等により下廻りを当てたりする機会の多い路面・ホコリの多い路面雪道での走行が多い )
2、走行距離が多い(目安:20,000km以上/年)
3、山道、登降坂路での走行が多い(目安:登り下りが多く、ブレーキの使用回数が多い)
4、短距離の繰返し走行が多い(目安:8km/回)
5、外気温が氷点下での繰り返し走行が多い
6、低速走行が多い場合(目安:30km/h以下)
7、アイドリング状態が多い
※渋滞の多い都市部での短距離のみの使用や近所への買い物が中心といった使い方は5,6,7に当てはまります。

日付:2015-01-13 16:51:11

一覧へ戻る

あなたの車のお悩み、困ったを解決!プロのアドバイスを見つける。

知りたい内容を書き込むだけ!あなたの車のお悩み、困ったを中古車修理のプロたちが解決!

プロに質問する

ページトップへ