啓蟄過ぎたら彼岸、よくぞ季節を適切に言い当てたものです。この三日間は諺通りポカポカ陽気となりました。この陽気に誘われて18日の早朝から千葉県は南房総に位置する「伊予ヶ岳:千葉のマッタ-ホルン?と言われています」に一人トレッキングを楽しんできました。この山、標高は337mと低いのですが、結構きつい登山になります。特に頂上付近まで5段?に分かれる岩場があって、その岩場をロープや鎖を頼りに約4~50m位登ります。恐怖さえ覚えます。そして狭い頂上に立ちますと、西には富士山、東には房総の山々が望めます。眼下には平久里の里。眺望がすばらしいです。この日は、車をあの南総里見八犬伝で名をはせた「富山」の麓に置き、早朝の6時頃から1時過ぎ頃まで登山や周辺の散策を楽しみました。八犬伝に纏わる光の放射を感じながら。その後、伏姫と八房が眠る富山の洞窟に立ち寄り帰路に。
2017-03-20