タイヤ・ホイール


解決

ねじ山(雌)がバカになってしまいました。

こんばんは。
初めて質問させていただきます。
長くなりますが、初心者の投稿なので寛大なお心でお付き合いください。

日中、出先で用事を済ませ駐車場に戻ると、助手席側のフロントタイヤがパンクしていました。
年始にサービスを受けた際、メカニックから
『緊急ではないけれど、次回のサービス時にはフロント側の二本だけでもタイヤの交換を検討した方が良いですね』
と言われていたので、少し早過ぎる感じはしましたが、走行中にバーストしなかっただけでも良かったと思いながら、交換作業に取りかかりました。
※実家で父親から教わった我流の作業工程なので、おかしいところがあれば後学の為にもご指導の程、よろしくお願いします。

01: 専用のピン?でボルトキャップを外し、タイヤが回らない程度にジャッキを甘がけ。
02: セキュリティーボルト以外の4つのボルトを緩める(ギチギチの状態から軽い力で回せるくらいに)。
03: セキュリティーボルト用のアダプタを装着して緩めようとするも、どちらにも回らず。
ねじ山が噛んでいるのかもしれないと思い、角度を調整しながら回そうとしてみたのですが、ほとんど回らず。
午後からの予定もあり出張サービスやレッカーを待つ時間はなかったので、無理やり回して抜くことを決意。
04: 一旦ノーマルボルトを締め直し、ジャッキを解除した後、
A: L字レンチの上に乗ったり蹴飛ばす。
B: 角度をいじってねじ山がかかりそうなところを探す。
を、繰り返して、なんとか外すことに成功。
外れたセキュリティーボルトのねじ山は、尻から3分の1くらいが死んでました。
ここまで軽く30分。
05: 再びジャッキを甘がけし、ノーマルボルトを緩める。
06: タイヤが交換可能な高さまでジャッキアップし、全てのボルトを外すと同時にタイヤも落ちる。
07: スペアタイヤをはめ込み、4本のノーマルボルトを入れてある程度まで回し込む。
08: ジャッキを解除し、ボルトを締める(軽く体重をかける程度)。

こんな感じでスペアに交換した後、行き着けのタイヤ屋に連絡し夕方に持って行くと伝え、午後からの予定を巻き気味で終わらせました。
その後、タイヤ屋に直行し親父さんに相談したところ、刃物?でイタズラされた形跡があり、恐らくイタズラだろうと言われました。
パンクしたタイヤ以外にも切り傷が数カ所あったので、他のタイヤまでパンクしていたらと思うと、ゾッとしました。
親父さんの勧めもあり、パンク修理は諦めてタイヤ4本全部を新品に交換。


セキュリティーボルトは単品で売ってないみたいで、四本セットなら取り寄せられるけどどうする?と聞かれ、それなら要らないと断りました。
しかし、問題は、、、
親父さん曰わく、ねじ山がバカになってるのはボルトの雄だけじゃなく雌側も同じで、受け側の部品自体を交換しないといけないと言われました。
今現在、本来5点どめのタイヤを4点でとめているので、不安です。
しかし、既に全部のタイヤを新品に交換した後なので、更にここから追加投資可能な程潤沢な予算がありません。
※因みに、ボルト(ノーマル)は、親父さんが中古品をタダでくれました。


!!↓↓ コレが質問内容です ↓↓!!


ねじ山をどうにか復活させることは可能でしょうか?


!!↑↑ コレが質問内容です ↑↑!!


質問者:オーストラリア在住 居住:京都府 車種:ゴルフ_フォルクスワーゲン 年式:2006 日付:2018-02-01 03:57:02
カテゴリ:タイヤ・ホイール

クルマの相談館事務局

国産車の場合は雄ネジはハブボルトやホイールボルト、雌ネジはホイールナットという名称で呼ばれています。
”オーストラリア在住”様のフォルクスワーゲン・ゴルフの場合は国産車とは逆で車両側のハブ部分に雌ネジの山が切ってあり、雄側のホイールボルトでホイールを止める構造になっております。
ホイールを外す作業工程で注意しないといけないポイントは、ホイールボルトを緩めるときは対角線上に均等に緩めていきます。また、セキュリティボルトが付いている場合はまず最初にセキュリティボルトを緩めた方がいいでしょう。セキュリティボルトはレンチ側も複雑な形状をしているため他の6角ボルトよりも緩める時にボルトに伝わる力がかかりずらくなっています。
そのため他の6角ボルトを先に緩めてしまうと、最後に外すボルトに緩めた分のホイールの力が加わり外しずらくなってしまいます。

ご質問のネジ山を復活させることは可能かどうかのご質問ですが、程度にもよりますがネジ山が完全につぶれていない状態であればタップと呼ばれるネジ山を切る工具を使用し修正することも可能です。ただしネジ山がほとんど潰れたり削れてなくなってしまっているようですと修正することはできません。
また、ホイールボルト及び雌側のネジ山はホイールを止めるための重要な役割を持っています。ネジ山の修正範囲が広い場合はネジ山の強度が落ちることが考えられますの雌側のネジ山が切ってあるホイールハブ自体をお取替えすることをおすすめします。
いずれにしても安全のためにもご自身で無理に対処しようとせず専門の方に診ていただくことをおすすめします。


日付:2018-02-13 18:21:12

ご回答いただきありがとうございます。

先日、懇意にしているカーメカニックに症状を確認してもらいました。
彼曰く、ネジ山は決して良い状態では無いものの運用できない程ではなく、ネジ山を切り直せば十分に使用可能で安全面でも問題はないという事だったので、そのまま作業を依頼しました。
また、ネジ山が破損していたセキュリティーボルト(雄)に関しては、取り寄せるとしても4本セットになると言われたので、代替品にはノーマルのボルトを選択しました。



作業完了後に、今回の不具合が発生した原因として主に考えるられるものはどんなものがあるのかと尋ねたところ、
 ・A: ボルト締め付け時に、トルクを無視した過度の締め付け。
 ・B: ボルト締め付け時に、雌雄双方の清掃と確認を怠った為、異物が噛み込んだ。
 ・C: タイヤ交換時、ボルトを外す手順(若しくは方法)に不手際があった。
の3つが基本的な原因で、これ以外の製品的な欠陥によるものは無い訳ではないが自分は見た事がないとの事でした。
そして、今回の件に関しての私の証言とボルト雄の状態とは勘案すると、
主因としてA or(/and) Bがあり、そこにC が重なったので起こったのではないかとの事でした。
なんにせよ、症状がこの程度で済んだのは不幸中の幸いで、クルマの相談館事務局 様の仰る様にホイルハブの損傷度合いが酷く交換が必要だと判断された場合には、工賃込みでAU$400以上になっていたと言われ、今更ながらホッとしております。


私も男なので、タイヤ交換の一つや二つは,,,と思っていたのですが、今回の事で考えを改めようと思いました。
やはり餅は餅屋、とくに車は一つ間違えるつ凶器にもなる代物なので、今後のメンテナンスはその大小にかかわらず極々小さなものまで全てプロに任せようと思います。



ありがとうございました。


日付:2018-02-13 21:01:24

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