●バッテリーについて,お聞きしたいのですが、軽自動車に乗っているのですが、バッテリーの交換の目安の詳細をお聞かせ下さい。後、自動車・バッテリーは、何処のメーカー・ブランドが、ベストなのでしょうか？ メーカーは、関係が有るのでしょうか？ 後、今・現在、プレミアム(グレード)のバッテリーを、装着しているのですが、お勧めのバッテリーの 商品名・型番・価格等の詳細をお聞かせ下さい。お願い致します。

バッテリーの寿命はおよそ2年～5年と言われています。ただし、クルマの使い方によりその寿命も大きく左右されます。クルマをあまりご使用されない場合やご近所などの近場を使用されるいわゆる「チョイ乗り」の多いクルマ、夜間走行の多いクルマなどはバッテリーへの負担が大きいためバッテリーの寿命も極端に変わってきますので注意が必要です。

また、最近のエコカー（省燃費仕様車）には充電制御システムやアイドリングストップ車などの省燃費技術が採用されています。
充電制御システムとは、無駄な充電を制御してエンジンの負担を軽減することで、省燃費を実現する技術のことです。アイドリングストップ車とは、信号待ちの時などの間にエンジンを停止させることで燃費の節約と排出ガス削減を目的とする装置を搭載する自動車のことです。
これらのエコカーは、バッテリーからの電力供給を繁栄に繰り返し、常にバッテリーが放電気味の傾向にあります。何故かというと、充電制御中やアイドリングストップ中でも、バッテリーからは電装品（エンジン電装、ライト、ラジオ等）には電力を供給しなくてはならないからです。またアイドリングストップ車は、エンジン停止時から発進時に毎回セルモーターを動かしエンジンを掛けなくてはなりません。※セルモーターの作動させるには重いエンジンを回さなくてはならないため大電流が必要になります。
このためこれらのエコカーはバッテリーへの負荷が大きく高速充電性能に優れた専用のバッテリー（充電制御システム対応やアイドリングストップ車用）を使用しなくてはなりません。

また、バッテリーには大きさがあり車種ごとに適合サイズが決まっています。基本的には純正で指定されたサイズになりますが、後付けの電装品（モニターやスピーカー等）を付けたりクルマの使用が「チョイ乗り」が多い場合はワンサイズ大きいバッテリーを使用した方が安心感は高くなると思います。
パナソニック、GSユアサ、日立など主要バッテリーメーカーからは、使用目的に適したバッテリーがそれぞれ販売されています。高価なものから安価なものまで販売されておりますが上述したように、ご自身のクルマ・ご使用方法、ご予算に合わせたものを販売店でご確認してチョイスしていただければ”田中陽介”さまにとってベストな選択になるのではないでしょうか。