一ケ月前から車の調子が悪くメール致しました。
P、R、Nの時は問題ないのですが、Dの時信号で停止中、一時停止中、アイドリングが500の針の少し下あたりまで下がりブルブル揺れてエンストになりかけます。
今の所エンストは一度もないです。
ネットで色々原因を調べたのですが、改善されませんでした。
試したことは
エンジンフラッシング
スロットルバルブ洗浄
ISCV洗浄
プラグ交換
エアクリーナー、確認してもらったら異常なしでした
エアフローメーター少し汚れありで、クリーナー済み
ディーラーと民間の修理工場に持って行きましたが改善されませんでした。
ミッションオイル漏れとか関係あるでしょうか?
漏れに関してなのですが、少しあります。
地面に一滴ぐらいの垂れた跡があり、2~3日に一回ぐらい駐車場に漏れた形跡があります。
詳しく説明出来なくてすいませんが何が原因何でしょうか?
宜しくお願いします。
質問者:マリモ 居住:北海道 車種:トヨタ ラウム 年式:平成18年 日付:2017-07-02 15:03:08
カテゴリ:エンジン
ミッションオイル漏れは今回の症状とは関係ないと思います。
停車中のエンジンの回転(アイドリング回転)は、エンジンに送りこむ吸入空気量により調整しています。
エアコンやヘッドライトなどの電気負荷やDレンジに入れたときなどエンジンの回転が落ち込んだ時には、エンジンに取り込む吸入空気の量を多くしアイドリング回転を上げる制御をしています。
H18年式のラウムの場合、このアイドル回転中の吸入空気量を調整する装置がISCV(アイドル・コントロール・スピード・バルブ)になります。ISCVの動きがわるかったり、汚れなどがあった場合に吸入空気をエンジンにうまく取り込めずアイドリング時の回転が落ち込む原因になります。
一般的にアイドリング時の回転が落ち込む場合、このISCVの不具合が一番に疑われます。
また、エアフロメーターの不具合もアイドリング回転が安定しない原因の1つです。エアフローメーターは、エンジンに取り込まれる吸入空気量を測定するためのセンサーです。このエアフローメーターで測定された吸入空気量をもとにECU(エンジン・コントロール・ユニット)が演算し最適な空燃比(燃料と空気の割合)になるようにエンジンに燃料を噴射します。
エアフローメーターが特性ずれ(実際に取り込まれた空気量との差異がある状態)ですと、理想的な空燃比の状態にならないためアイドリング時に負荷がかかる状態のときなどではエンジン不調の原因になることがあります。
停止中だけではなく走行中にも何らかの不具合があるのでしたら、VVT-i(バリアブル・バルブ・タイミング・インテリジェントシステム)と呼ばれる、可変バルブタイミング機構のOCV(オイルコントロールバルブ)や他部位の不具合なども考えられるのですが、アイドリング回転の落ち込みだけであれば、やはりISCVやエアフローメーターの不具合の疑いが高いのではないでしょうか。
清掃でも症状が改善されないようでしたら部品のお取替えが必要な状態なのかもしれません。
実際に修理した工場であればクルマの状態もご確認されていると思いますのでISCVやエアフローメーターの交換について意見を伺ってみてはいかがでしょう。
日付:2017-07-05 17:30:28