足回り


解決

ブレーキを踏むとガタガタとタイヤの部分から異音がする

雪の日滑り前方左側のアルミホイールを縁石にぶつけ走行中にガタガタ大きな異音がするため整備工場に見てもらった結果ベアリング交換をしました。走行中は問題ないのですが減速してブレーキを踏むとタイヤ部分からガタガタと異音がし、またゴムが擦れるような音もたまにします。必ずブレーキを踏んだ時だけです。整備工場の方に言ったらぶつけた衝撃でシリンダーまで悪くなっていいるかもしれませとのことですが軸のフレームの曲がりもなく納得いきません。この様な事例がありましたらご回答お願い致します。


質問者:ミライース 居住:鹿児島県 車種:ミライース 年式:26年 日付:2017-03-07 21:34:37
カテゴリ:足回り

クルマの相談館事務局

アルミホイールを縁石にぶつけ走行中にガタガタ音が発生しベアリング交換(ハブ・ベアリングでしょうか?)したら走行中の異音は改善したが、ブレーキを踏んだときだけガタガタ音がするようになったということでよろしいでしょうか?

ホイールはクルマの重さを受け止め車輪を回す重要な役割を持つ”ハブ”(フロント・アクスル・ハブ)に取り付けられており、ハブはナックルというサスペンションの構成部品に固定されています。またナックルはストラットやロア・アームといったサスペンションの構成部品にボルトやナットなどで連結され車体に取り付けられています。
ホイールは前述した通り、ハブを介しサスペンション部品に連結され取り付けられていますのでタイヤやホイールに路面からの入力方向以外から大きな衝撃が加わった場合、サスペンションなどの足廻りの構成部品にも曲り・歪みなどのダメージが波及している恐れがあります。これが異音やサスペンションのアライメントのずれに繋がりクルマの直進不良やタイヤの偏摩耗の原因になることもあります。
また、ハブにはタイヤをスムーズに回転させるためにハブ・ベアリング(ホイール・ベアリング)というベアリングが組み込まれており、ホイールを縁石などにぶつけたときなどには衝撃の度合いによりこのホイールベアリングにガタが発生する可能性があります。
このハブ・ベアリングを交換し走行中の異音が改善されたようでしたらハブ・ベアリングはやはりガタなどの不具合があったということになります。ただハブベアリングを交換しても”ブレーキを踏んだ時だけガタガタと異音”がするようですとブレーキの関連部品にも不具合が発生している可能性があります。

「整備工場の方に言ったらぶつけた衝撃でシリンダーまで悪くなっている」ということですがこの「シリンダー」が何の部品のことを指すのか、異音との関連性は実際に確認していないため判りかねますが、一般的に”ブレーキを踏んだ時だけ異音”が発生しているようでしたらハブ本体やブレーキディスクなどにも歪みなどが出ているのかもしれません。
ハブには円盤状のブレーキ・ディスクが取り付けられており、タイヤの回転とともに回るこの”ブレーキ・ディスク”をブレーキ・パットにより両面から挟み込むように押さえつけることにより摩擦力を発生させ、制動力を生み出します。
ブレーキ・ディスクに歪みなどがあると、ブレーキ時にガタガタといった異音や振動の原因になりますので、ブレーキを踏んだ時だけ異音が発生しているようですとこのブレーキ・ディスクやハブ本体にも歪みや曲りなど何らかの不具合があるのかもしれません。


日付:2017-03-15 17:17:04

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