軽自動車を時速70kmで縁石にぶつけてしまい、フレームが歪んでしまいました。現在は走行不可能な状態です。フレームのパーツの殆どを交換する必要があり、費用は30万円程度です。
ただ、修理しても完全には直らない可能性があり、時速80kmほどで走行を続ければ車体振動や、異音などが起こる可能性があると言われました。
ディーラーからは事故車を20万で下取りして新車を買うように勧められましたが、可能であれば修理で済ませてしまいたいと考えてます。普段は速度を出しませんし、遠出もしません。
フレームの歪みによる車体振動というのは発生しやすいものなのでしょうか？発生した場合、危険性が高いものなのでしょうか。ご回答よろしくお願いします。

70km/hで縁石にぶつかれば相当な衝撃があったのではないかと思います。
ご質問のフレームの歪みによる車体の振動ですが損傷の状態や工場の修理治具により完全には復元が難しい場合がありその場合には車体の振動が発生する恐れがあります。
発生した場合の危険性につきましては走行中に振動が発生してしまうので安全とはいえないのではないかと思います。

フレームの歪みがでるとホイールアライメントにも狂いが発生する可能性があります。
ホイールアライメントとはクルマのそれぞれの車軸（ホイール）の整列具合のことです。クルマの車軸（ホイール）は、サスペンションによりさまざまな方向に角度がつけられています。これらの角度や車軸（ホイール）の位置が適正ではないとまっすぐに走らなかったりハンドルの復元力がわるくなったりタイヤの偏摩耗の原因になります。
また、タイヤやホイールにダメージがあった場合、サスペンションなどの足廻りにもダメージが波及し、必要な部品の交換がされていなかった場合、車軸の軸受のベアリング（ホイールベアリング）やサスペンションのボールジョイントなどにガタがおこるなど走行中の振動の原因になることもあります。