サイドブレーキをかけていないのに凍結するってことは起こりえますか?
朝方車がちっとも動かなく困ることがあります
それが関係してるのか、今日急にサイドブレーキの効きが弱くなったように感じます。(一段で止まった坂も下るようになった)
原因と対策か知りたいです。
質問者:名前なし 居住:北海道 車種:レガシィ 日付:2017-02-18 22:17:12
カテゴリ:ブレーキ
サイドブレーキをかけていないのにサイドブレーキがかかってしまっている状態ということですね。
レガシィのサイドブレーキは「ドラムインディスクブレーキ」というタイプの構造です。後輪ブレーキはブレーキパットでブレーキディスクを挟み込むことで制動力を発生させますが、サイドブレーキはこのブレーキディスクの内側に組み込まれたドラムブレーキで制動力をだしています。
サイドブレーキを作動させるためにはサイドブレーキを引きますよね。サイドブレーキを引くことによりサイドブレーキケーブルの中のワイヤーが引かれドラムブレーキの中にあるブレーキライニング(ブレーキシュー)が外側に広がりドラムと圧着することで制動力が発生します。
一般的に凍結によりサイドブレーキがかかっている状態では、このサイドブレーキケーブルの中に水分が入り込み凍結し、ワイヤーがサイドブレーキを引いた状態で固定してしまっているため動かなくなっています。
サイドブレーキをかけていないのにサイドブレーキがかかってしまっている状態とするとサイドブレーキワイヤーは引っ張られていない状態のためドラムブレーキが何らかの原因で固着している状態だと思われます。
原因として考えられるのはブレーキライニングの固着、ドラムとライニングの隙間(クリアランス)を調整するためのアジャスターの固着等が考えられます。
ただ寒い朝だけ動かない状態ということですとドラム内に水分が入り込みドラムとライニングが凍結し動かなくなっているのかもしれません。
いずれにしても、点検し確認しなくては判断ができませんのでお近くの修理工場やディーラーに診ていただいてください。
クルマの相談館の提携工場は北海道にもございますのでお近くであればお問い合わせしてみてください。
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日付:2017-02-23 17:48:50