凍った路面で本当に軽くブレーキを踏んでも車が左に向いてスピンしそうになります。
毎回なるわけではありませんが、高確率で滑ってしまうのと必ずと言っていいほど左にを向き始めます
考えられる原因はなんですか？
アライメントは調整済みです

アライメントをご確認されているようでしたら、タイヤの空気圧やタイヤの溝の左右差などもご確認はされていますよね。
アライメントやタイヤなどに問題がないようでしたら考えられる原因はブレーキの効き具合に左右差が発生している可能性があります。
制動力に左右差がでている状態ではブレーキング時にハンドルが取られたり、後のタイヤが流れたりする可能性があり特に滑りやすい路面ではその影響を受けやすくなります。

年式や型式はわかりませんがレガシィB4でしたらブレーキは前後ともディスクブレーキになります。
ディスクブレーキは車輪とともに回転するディスクローターを両側からブレーキキャリパーに組み込まれたブレーキパッドで押さえつけることにより摩擦力を発生し制動する仕組みです。
ディスクブレーキにはドラムブレーキのような調整機構はないため、もし左右差が出ているようでしたらキャリパーの摺動部やピストンが腐食等により固着していたり、ブレーキキャリパーのシール材が劣化しブレーキオイルの液圧が逃げてしまっているためそれぞれのブレーキの制動力に差が発生している可能性があります。

ブレーキの左右差が発生している状態ですと滑りやすい路面やパニックブレーキのとき、大変危険な状態に陥いる恐れがあります。
指定工場「民間車検場」の資格を持っているディーラーや整備工場であればブレーキの制動力や左右差を確認できる「ブレーキテスター」がございますので、まずはそれぞれの車輪のブレーキの制動力がきちんと出ているのか、制動力に左右差がないかご確認されてみてはいかがでしょうか。