電気系


解決

オルタネーター故障

走行中にバッテリーが上がりました
ヘッドからのオイル漏れが原因でオルタネーターが壊れて発電しなくなったのだと思っていたのですが
1週間後に様子を見ようと思ったらIGONにしてもなにも反応がなくバッテリーを測ったら0.6Vでした
因みに2ヶ月前にオルタネーターをリビルトに交換しています
どういう事かさっぱり…


質問者:て 居住:東京都 車種:NA6CE 年式:92 日付:2016-11-24 18:37:10
カテゴリ:電気系

クルマの相談館事務局

走行中にバッテリーが上がってしまったため、オルタネータの発電不良を疑いオルタネータをリビルト品に交換。リビルトのオルタネーターに交換してから1週間後にバッテリーがあがってしまったということでよろしいでしょうか?

オルタネーターはエンジンが始動中にクルマに必要な電力を発電し供給するための部品です。そして同時にバッテリーへの充電も行なっています。それに対しバッテリーはエンジンを始動時にセルモーターを作動させたり、オルタネーターで発電された電力が足りなかった場合など、足りない電気を各部に補うための役割を持っています。
走行中にバッテリーがあがってしまったということでしたらやはりこのオルタネーターの発電不良の不具合があった可能性も否定はできません。ただ、オルタネータをリビルト品に交換しクルマを使用していない状態でしばらく置いて、1週間後にバッテリーがあがってしまったということであれば、同時にオルタネーター以外にも不具合の原因があった可能性があります。

クルマを置いておいただけで1週間後にバッテリー電圧が0.6Vになっていたとするならば、ライトの付けっぱなしなどの外的な要因や、バッテリー自体の性能に問題がないようでしたら電気がどこかでリークしている状態が考えられます。
リークとは、本来電気が流れないはずの回路に何らかの不具合で電気が流れてしまい電気を消費してしまっていることです。電気がリークしていた為に、イグニッションをOFFにしエンジンが停止している状態でもクルマのどこかで電気を消費し、バッテリー電圧が0.6Vになっていたのではないかと考えられます。

電気がリークしているかどうかを調べるためには、暗電流を確認する必要があります。暗電流とは、キーをOFF、つまりキーを抜いている状態でも流れている微小な電流のことです。クルマの場合はエンジンのコンピューターや時計、電装品のバックアップ、セキュリティの作動、キーレスの受信のため、イグニッションがOFFの状態でもこれらの電装品に必要な微小な電流が常に流れています。
この暗電流はクルマの装備品や車種ごとにより変わってきますが、通常、20mA~50mAくらいの電流が流れています。電気がリークしているかどうかを確認するためには、この暗電流の確認が必要となるわけです。
少し旧いクルマなどで、バッテリーを新品に交換してもすぐにあがってしまうケースは、スイッチやリレーのトラブルで多くの暗電流が流れ、電気を消費している場合があります。
今回のようなトラブルでは、原因をひとつひとつ順を追い確認しながら調べていく必要があります。ご自身での点検は難しいかと思いますので最寄りの修理工場やディーラーで診断していただいた方がいいでしょう。

クルマの相談館の提携工場は東京都にもございますのでお近くであればお問い合わせしてみてください。
東京都の工場一覧はこちらです。
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日付:2016-12-01 12:24:25

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