走行距離18万キロ超えのbBです。
今年に入ってから、エンジンから異音がするようになり、その後の定期点検にて、走行距離の長さや定期的なオイル交換をしないことによる汚れ?からエンジンが致命的な状態であると言われました。
しかし、オイル交換はしていなかったわけではなく、当初は3000~4000キロおきにやっていましたし、その後も5000キロはオーバーしていたときもありましたがやってはいたのです。5000~10000キロのあいだでの交換では不足だったということなのでしょうか?
買い替えを勧められましたが、車の知識が乏しくこれからどうするべきか悩んでおります。よろしくお願いします。
質問者:あー 居住:茨城県 日付:2016-10-22 15:23:06
カテゴリ:エンジン
エンジンオイル交換は、クルマの取扱説明書やメンテナンスノートなどに目安となる走行距離が記載してございます。
以前は各自動車メーカーでは、5,000kmごとのオイル交換を目安として推奨しておりましたが、最近の自動車各メーカーは、メーカー指定のオイルで交換した時の目安として、標準的な使用の場合、ガソリンエンジン(軽自動車、ターボ車を除く)であれば、大体1年、15,000kmが交換の目安としています。ただし、シビアコンディション(厳しい使われ方)をされている場合は標準として設定した交換距離/時期の半分(6ヵ月、7,500km)で交換を推奨しています。(車種・年式により変わっておりますので正式な推奨交換距離は取扱説明書やメンテナンスノートでご確認ください。)
エンジンオイルは、クルマの使用と共に劣化していきます。
その原因は、燃焼ガスやその燃え残りにさらされることによる酸化促進、すす・ホコリの侵入等さまざまですが、それらは本来、走行距離と明確な関係はありません。乗り方や使用環境によって、その劣化影響度合いが大きく違ってくるからです。 しかしながら現実的には、このオイルの劣化度合いを正確に判断できる術はありません。そのため、使い方を想定し、便宜的に不具合が起きないような交換距離や時期を目安として設定しています。
乗り方や使用環境により正確には判断することができませんのであくまでも目安と考えていただき、定期的な点検とメーカー推奨距離よりも早め早めの交換をした方がいいということです。
エンジンオイルの注入口(オイルフィラーキャップ)を外すことでご自身でもエンジン内部のオイルの状態を確認することができます。内部が黒くタール状に固まったオイルが付着しているようですとオイル管理に問題があり、エンジン本体にダメージが及んでいる可能性があります。フィラーキャップは外せば簡単に点検できますので一度ご確認してみてください。
あー様の場合、新車で購入後、上述の走行距離でオイル交換をしているようでしたら距離的にはあまり問題ないように思えます。ただ、走行距離数が多いエンジンでは各部の摩耗や劣化などが進んでいる可能性もあるため、いつも以上に早めのオイル交換・メンテナンスが必要になります。
エンジンの異音のつきましは、エンジンのどの部分であるのかはこちらでも判断しかねますが、18万キロとかなり走行距離を乗られているエンジンですのでの異音の原因も距離的なものもあったかもしれませんね。
工場に具体的に異音の原因は何なのか、修理費用はいくら位になるものか、見積書を作成してもらいその上で修理するのか買い替えをするのかご検討、ご判断をされてはいかがでしょうか。
エンジンをまるごとオーバーホールしないといけない状態なのか、エンジンの冷却水を循環させるためのウォーターポンプなどの部品の不具合なのかにより、修理費用も大きく変わってくるからです。
クルマの相談館の提携工場は茨城県にもございますのでお近くであればお問い合わせしてみてください。
茨城県の工場一覧はこちらです。
↓
http://repair-soudan-car.jp/factory_search/area02.html#a02_05
日付:2016-10-27 18:11:21
返信と丁寧な説明ありがとうございます。
オイル交換は、某カー用品店で行っており、年間に2万キロほど走っています。
ウォーターポンプは交換済みです。
オイルは、指定のものを使わないとダメなんですね。恥ずかしながら車に関しては無知なため初めて知りました。
せめてあとどのくらい乗れるのかわかればと思うのですが…。
ありがとうございました。
日付:2016-10-27 19:15:13