c25の後期です。エンジンオフの状態でシフトレバーがPから動きます。ブレーキは踏んでないです。しかしエンジンオンでDからLなどに操作する際は横のボタンを押さないと動きません。オフの状態は横のボタンはスカスカな感じです。どのような不具合なのでしょうか?ちなみにエンジンオンでもPからレバーはサイドのボタンを押さずに動きます。よろしくお願いします
質問者:名前なし 居住:福島県 車種:セレナ 日付:2016-09-22 21:20:05
カテゴリ:ミッション
ご存知かもしれませんが、このC25セレナのシフト機構は少し特殊でシフトレバーを操作する力を軽減するため、モーターの力でシフトの操作を補助する電動パワーアシスト機構がついています。
因にこの電動アシスト機構で多い不具合の症状は、電動パワーアシストの警告灯が点灯し、パワーアシストが効かなくなりシフトレバーの操作がかなり重くなるといった症状があり、原因としてこの電動パワーアシストユニットの不具合によるものが多いです。
今回の不具合の症状では、エンジンOFFの状態およびブレーキを踏まない状態でもシフトボタンを押さなくてもPレンジから動かすことができ、エンジン始動状態でもPレンジからシフトを動かす際はシフトボタンを押さずに動いてしまい、DレンジからLレンジに操作するときには通常通りシフトボタンを押さないと動かないということですよね。
今の状態はエンジンOFF、ONのポジションに関わらずにシフトロックが常時解除の状態になっていると考えられます。シフトボタンは「スカスカな状態」ということですのでシフトロック機構内部で機械的な不具合が発生している可能性が高いかと思います。
まずシフトが「P」レンジ以外のポジションでキーを抜くことができるかご確認してみてください。(この時、スマートキーは使用せずにメカニカルキーで直接鍵穴に差し込んでいただきご確認ください。)キーは「Pレンジ」以外では抜けない構造になっているためP以外で抜けてしまうようであれば、キーからシフトレバーにかけて伸びているコントロールケーブルやシフト横にあるコントロールロッド周辺に何らかの不具合が発生している可能性があります。
また、仮にPレンジ以外のポジションではキーが抜けない場合でもシフト機構の本体側の不具合で常にシフトロックが解除している状態が考えらえます。最寄りの日産ディーラーや修理工場で診ていただいた方がいいでしょう。
このシフトロック機構は誤操作を防止するための安全上重要な装置です。今の状態では同乗の方などが誤ってシフトを動かしてしてしまった場合、事故につながる危険性がありますので安全のためにも早急に修理してください。
クルマの相談館の提携工場は福島県にもございますのでお近くであればお問い合わせしてみてください。
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http://repair-soudan-car.jp/factory_search/area01.html#a01_07
日付:2016-09-28 17:54:46
返答ありがとうございます。
ディーラーにて点検を受けました。
シフトレバー周囲の整備、注油などで改善されました。
丁寧な返答ありがとうございました。
日付:2016-09-28 21:17:04