エンジン


解決

ターボのかかりはじめが悪くなった、

初めて投稿させていただきます。
古い年式なので、ちょいちょい直しながら乗っているのですが、これまで大きなトラブルはありません。
今も普通に運転する分には問題なく運転できます。
お聞きしたいのは下記となります。
最近ターボをきかせようとすると、いわゆるドッカンターボということをさしおいても、ターボのかかりはじめが悪く、4500回転以上にならないとかかりが悪いです。かかってしまえばブースト圧は1.2以上でますし、スムーズに加速するので問題ないのですが、初期立ち上がりの4000回転以下だと急に加速が悪くなりました。
また、緩やかに加速しようと徐々にアクセルを踏み込むと、極まれに4500回転前後でアイドリングが若干乱れた後、ターボがかかるときがあります。
これからも大事に乗っていきたいと考えているので、もし原因などわかれば教えて頂けると幸甚です。
宜しくお願いします。


質問者:ゆうめぐ 居住:富山県 車種:インプレッサ 年式:GDB 日付:2016-05-25 21:44:50
カテゴリ:エンジン

クルマの相談館事務局

ターボはエンジンから排出された排気ガスのエネルギーを利用し、風車のような羽根(タービン)を回すことによって同軸上の風車(コンプレッサー)を回し、空気を圧縮して強制的にエンジンへ空気を送り込むことで高出力を得るための装置です。
この強制的にエンジンに送りこまれる圧縮された空気を過給圧(ブースト圧)といい、排気ガスがタービンに当たる量によってブースト圧を調整しています。排気ガスのタービンにあたる量の調整は、排気ガスをタービンに当てずに逃がしてあげる量により調整します。この排気ガスを逃がすためのバイパスバルブを「ウェストゲートバルブ」といいます。
この「ウェストゲートバルブ」の制御は、運転状態により車速やスロットル開度、エンジン回転数、絶対圧センサ(過給圧センサ)などの情報をもとにECU(エンジン・コントロール・ユニット)が「過給圧制御ソレノイドバルブ」を作動させることにより「ウェストゲートバルブ」の開閉を制御しています。

ターボの立ち上がりが以前に比べ悪いということですと、この過給圧を制御する部分に不具合があるのかもしれません。
原因とし可能性があるのは、まずウェストゲートバルブ自体のヘタリによるものが考えられます。ウェストゲートバルブには過給された空気の一部の圧力がかかっており、規定圧力以上になると内部のスプリングが押されバルブが開き過給圧の制御をおこないます。
このウェストゲートバルブのヘタリにより、過給圧が規定圧になる前のターボの立ち上がりの段階で開いてしまっているためターボの立ち上がりが悪いのかもしれません。他にも過給圧制御用ソレノイドバルブの不具合や過給圧を制御する部品に繋がれている配管の潰れ詰まり、センサ類の不具合も考えられます。

まずは、お近くの修理工場やディーラーで症状を伝え診ていただいた方がいいでしょう。

クルマの相談館の提携工場は富山県にもございますのでお近くであればお問い合わせしてみてください。
富山県の工場一覧はこちらです。
     ↓
http://repair-soudan-car.jp/factory_search/area03.html#a03_03


日付:2016-05-31 18:54:52

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