新品のタイヤに交換してから 低速でブレーキをかけると、ファファファというような音がします。多分後輪からで、キーというような音ではないです。
車検は2月に済んでいます。
ブレーキパッドは2月で4ミリほど残っていたようです。
どんな原因が考えられますか？

低速でブレーキ時に「ファファファ」音は異音としてもあまり聞かない音ですね。
新品のタイヤを交換してから音が出始めたようですが、低速時にブレーキをかけた時にだけ出る音であれば、タイヤが原因で音が発生していることはあまり考えにくいと思います。また後輪から音が発生しているのであれば、リヤブレーキより音が発生している可能性が高いかと思います。

2005年式のシエンタではリヤブレーキにはドラムブレーキが使われています。
フロント側はディスクブレーキで車軸とともに回転する円状のディスクローターを左右からブレーキパットで挟み込み、その際に発生する摩擦力により制動力を発生する仕組みに対し、ドラムブレーキは、ドラムと呼ばれる車軸とともに回転する円状のケース内に2枚のブレーキライニング（ブレーキシュー）と呼ばれるブレーキ材が前後にあり、ブレーキを踏むとこの2枚のブレーキライニングが外側に広がりドラムに圧着させることにより、その摩擦力を利用し制動力を発生させています。

このドラムブレーキで異音が発生する原因で多いのが、バックプレートというブレーキライニングを固定させるための土台の部分とブレーキライニングの間のグリス切れによる共振によるもの。ブレーキライニングが不均等に減ることにより起こるブレーキ鳴きや、ブレーキライニング自体の表面硬化による異音等が考えられます。

ブレーキを踏んだときの音が後輪からでているのであればこのドラムブレーキが何らかの原因で音が発生している可能性があります。
ブレーキは安全上、重要な部品ですので一度、お近くの修理工場で点検・確認していただいた方がいいかと思います。
クルマの相談館の提携工場は大阪府にもございますのでお近くであればお問い合わせしてみてください。
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