プラグ交換しようとプラグを外した所プラグがオイルでびしょびしょで気がつきふたを開けた所コールタール状になっていて整備士さんが見える範囲内はキレイにしてくれましたが、余命半年かもと言われました。ターボ車なんでフラッシングはしない方がいいんでしょうか?中古車で以前の方がオイル交換まともにしてなかったみたいですが、もぅエンジン載せかえしかないのでしょうか?
質問者:チビ太 居住:山口県 車種:バモス 年式:17年式 日付:2015-04-29 09:23:54
カテゴリ:エンジン
フラッシングは一般的に、エンジンオイルを抜いたあとに専用のフラッシングオイルを入れ、エンジンを動かしエンジン内に溜まった汚れを除去する場合行います。
ただ、あまりにエンジン内のスラッジの量が多く汚れが激しい場合やターボ車などはフラッシングを行なったことで、それによる弊害が起きることがあります。
洗浄力が高いフラッシングオイルを使用することによりヘッドやクランクケース、オイルパン内に堆積していたスラッジが剥がれ、オイルをろ過するストレーナーや油路などが逆に詰まってしまう恐れがあるからです。
また、ターボ車はフラッシングオイルの一部がターボの軸受部などに残留しターボの焼き付きなどのトラブルを起こす可能性もあります。
確認していただいた整備士の方がフラッシングはおすすめ出来ないレベルの汚れであるならば修理方法としては、エンジンを分解し各部を洗浄、洗浄後エンジンをオーバーホール。今までオイル管理を怠ったことでエンジン内にダメージがあることも考えられますので分解・洗浄後にエンジンのオーバーホールを合わせて行えば確実です。
または、リビルトエンジン(再生品)や中古エンジンへの交換です。最近ではリサイクル部品が多く流通していることからこちらの方が主流になっています。
エンジン分解・洗浄・O/H、エンジン交換とも高額な修理費用(およそ10万~30万くらい)がかかってしまいますが今後、長くお乗りになることを考えていらっしゃるのなら上記のようなきちんとした修理をおすすめいたします。
どうしても、そんなに修理費用をかけられないということであればエンジンオイルを早いサイクルで交換して様子をみてはいかがでしょうか。(目安として1,000kmから2,000km以内で早目にオイル交換しオイル交換2回に1回はオイルフィルターを交換。)エンジンオイル自体にもエンジンの洗浄力がありますのでゆっくりエンジン内のスラッジを除去することで最悪の事態は回避できる可能性はあります。
日付:2015-05-15 11:03:43