エンジン


解決

エンジン回転数の異常な吹け上がり

赤信号などで、停車してDレンジからNレンジに入れた時に突然回転数が5千回転付近まで吹け上がり「ウォンウォン」とリミッターがきいたようになります。
しかし、この症状は毎回起こるのではなく、たまにしか起きないため、ホンダのサービスに持っていって詳しく調べてもらっても異常が見つからず、原因がわからないため修理のしようがありませんと言われました。せめて、何かしらの証拠があれば信用し、参考になるんですけど・・・。とサービスの方がおっしゃったので、音だけでも拾えたらと思い、ドライブレコーダーを取付けて、走らせていました。そして先日、赤信号で停止していたとき、Dレンジにしていたにも関わらず、突然3千回転まで回りだしたので、咄嗟にNレンジに入れると5千回転付近まで吹けあがりました。この様子を、ドライブレコーダーに録音していたので、ホンダに持っていき聞いてもらったら、メーカーに相談してくれたみたいで、メーカーが車を見てくれることになりました。しかし、数日がたった日に連絡がきて、異常が見つけられませんでしたとのことで、最終的には、私がブレーキとアクセルを同時に踏んで起こったのではと結論されました。勿論、そのような結論では納得できていません。
なにか、原因があれば、教えていただきたく投稿させていただきました。
追記ですが、吹け上がる前兆と言いますか、吹け上がる時には、大抵、通常1千回転位でアイドリングしているのが、半分くらい(500回転)まで一旦回転数が落ちてそこから、吹け上がりが始まります。
それでは、よろしくお願いします。


質問者:ぷんちゃい 居住:大阪府 車種:モビリオ スパイク 年式:平成15年 日付:2015-04-16 21:59:59
カテゴリ:エンジン

クルマの相談館事務局

停車中に5千回転まで回転が上がってしまうのはさすがに怖いですね。
H15年式、モビリオ スパイクの場合、高回転時にエンジンを保護するため車両の停止時には5,000rpmを超える回転数になると燃料をカットします。
5千回転付近まで吹け上がり「ウォンウォン」というエンジン音とのことですので、この状態はエンジン保護のため燃料カットが作動している状態と考えられます。

まず簡単にエンジン回転が上がる仕組みをご説明いたします。アクセルペダルを踏見込むことでペダルに取り付けられたアクセルワイヤーを引っ張り、アクセルワイヤーが引っ張られることでスロットルバルブがアクセルペダルの踏み込み量に応じて開閉する構造です。
スロットルバルブが開くと吸入空気がインレットマニホールドを通りエンジンに送り込まれ、スロットルバルブの開度や吸入空気量、インテークマニホールドの負圧など様々なセンサーの情報をもとにそれらに応じた燃料をエンジンに噴射し回転が上がります。
スロットルバルブにはスプリングが取り付けられておりアクセルペダルを離すとスプリングの張力によりスロットルバルブが閉じスロットルバルブから通る吸入空気が遮断されるため回転が下がります。
アイドリング時などの停車時はスロットルバルブが全閉のためエンジンに送り込む空気はRACV(ロータリー・エア・コントロール・バルブ)と呼ばれる電子制御されているバルブからバイパスされエンジンに供給されます。エンジン回転を一定に保つため水温やエアコンなどの電機負荷に応じた吸入空気量に調整されエンジンに送ります。
このRACVにより、アイドリング中は一定のエンジン回転数になるよう制御されています。

上記のような構造のため停車中のエンジン回転数の制御はRACVからバイパスされたエンジンに送り込む吸入空気量で制御します。RACVが何らかの原因で不具合を起こし回転が上がる(または下がる)ことも考えられますが、燃料カットされる5千回転までは上がるということは通常考えにくいです。
症状から推測すると症状発生時には何らかの原因でスロットルバルブが開いた状態になっていることが考えられます。たとえばスロットルバルブがスラッジ(塵、埃等)などが原因で固着してしまったり、アクセルワイヤが引っ掛かりスロットルバルブが開きっ放しの状態になった等。
上記のような場合、停車中にいきなり回転が高くなることは考えにくく、走行中に停車。停車した時にはエンジン回転が上がったまま回転が低くならずニュートラルに戻したことで、エンジンの負荷が減ったため回転がさらに上がってしまった。ということであればスロットルバルブの固着やアクセルワイヤが引っ掛かりスロットルバルブが開いてしまっている状態になっていると考えられます。

こちらでも症状に対する故障原因の推測は困難だったため、主に構造のご説明になってしまいました。
ご理解のほど宜しくお願い致します。


日付:2015-04-20 18:06:37

ご回答ありがとうございました。
回答いただいた内容は、ホンダ販売のサービスの方から以前説明されました。
それにともなって、原因がわからないけども、おおよその検討をつけて、マニホールド?と言う部品を交換したり、ワイヤーを見てみたりして、その都度これで直ったと思い、乗っていましたが、しばらくするとまた症状が出てくると言う感じでした。
本日、ホンダ販売から連絡がありまして、車にデーターを取るための装置を付けさせてもらい、症状が出るまで乗って、症状が出たらそのデータから原因を特定したい旨の連絡がありました。
少し、乗るのが怖いですが原因究明の為にもう少し様子を見たいと思います。
ありがとうございました。


日付:2015-04-20 19:28:01

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