エンジン


解決

エンジン付近からの異音

昨年末にオイルランプついてしまい
急遽オイル補充しました
その際に容器の
メモリ見間違いで
1L位余計に入れてしまい
次の日、エンジンかけたら
黒煙とエンジン付近から
ガラガラガラガラって
すごい音がして
急遽、オイル全部抜いて
規定量入れてもらいましたが
低回転加速の際に
カラカラって音がします
アイドリング時や
高回転加速時わ
音わしません。
どういう状況が考えられますか?
また、どんな修理が
想定されますか?
教えてください


質問者:サンキュー 居住:茨城県 車種:ダイハツ ミラ 年式:平成20年 日付:2015-02-16 18:13:17
カテゴリ:エンジン

クルマの相談館事務局

オイルランプは油圧警告灯といいエンジン回転中、エンジン内部を潤滑しているオイルの圧力が低下すると点灯します。
まずオイル警告灯が点灯した原因から考えた方がよいでしょう。

オイルの油圧が低下する原因には主に以下のようなことが考えられます。
①オイル漏れによるオイル不足
②オイル下がり、オイル上がり(簡単にご説明しますとバルブステムシール、ピストンリングといったオイルを保持する部品の消耗によりオイルが燃焼室内に入り混合気と一緒に燃焼してしまう症状)によるオイル減りによるオイル不足。
③オイルをエンジン内に循環させるためのオイルポンプの不具合
④エンジンオイルのメンテナンス不良によるもの

以下、確認方法になります。
①いつもクルマを止めている駐車場やエンジンの下部を点検してみてください。オイル滲みがあるようならオイル漏れを起こしている可能性があります。
②オイルも一緒に燃焼するため排気ガスより白煙がでます。(オイルが焼けたような臭いがします。)
④メンテナンス不良の場合、エンジン内にスラッジが溜まりオイルがヘドロのような状態になってしまうため油路が詰まり各部にオイルが行き渡らなくなるため、油圧が上がらず油圧警告灯が点灯する場合があります。この場合エンジン自体に深刻なダメージがある恐れがあります。
オイルフィラーキャップ(オイル注入口にあるキャップ)を開けるとある程度、オイル管理の状態が確認できます。エンジン内にオイルがヘドロのようにこびりついている場合は要注意です。

また、エンジンオイルを入れすぎるとクランクケース内にあるブローバイガス(クランクケース内に溜まった未燃焼ガス)を還元させるためのパイプを通りエンジンのインテーク側(吸入空気を取り込む側)にオイルが流れてしまいます。結果として吸入空気側からエンジンオイルを吸い込みオイルと一緒にガソリンが燃焼するためマフラーから白煙が出ます。
ただ今回の症状では黒煙が出ているとのことですよね。黒煙が出る原因としては一般的に吸入空気の割合に比べガソリンの量が多いときに起こります。断定はできませんが今回、オイルを多く注入したことによりインテーク側に流れたオイルがエアクリーナー(空気のチリや埃をろ過するフィルター)にまで達しエアクリーナーが目詰まりを起こし結果として混合気(空気とガソリンの割合)が濃くなり黒煙がでた可能性があります。

エンジン付近からの「ガラガラ」音は、エンジン内部からであればエンジン自体に深刻なダメージ(カム廻りやクランクシャフトの焼き付きや損傷等)が考えられます。ただ、現在このような異音が出ていないようでしたらオイルを入れすぎたことによりエンジン内部の抵抗の増加によるエンジン不調等によるもの、またはオイルを吸気側から吸い込んだことによるエンジンの異常燃焼によるものだった可能性もあります。
また低回転加速時に「カラカラ」音ですが、エンジンの機械的な部分の不具合から出ているものなのか、エンジンのノッキング(異常燃焼)などによるものなのかは判断ができないため確認が必要です。

ご確認していただきたのは、エンジンオイルを補充したとのことですが具体的に何ℓくらい補充したか?
また、前回エンジンオイル、オイルフィルターを交換してから何kmくらい走行しているのか?
現在の走行距離とどのくらいのスパンでオイル交換をしているのか?
オイル警告灯以外にエンジンチェックランプ(エンジン警告灯)は点灯していないか?


日付:2015-02-19 10:45:45

クルマの相談館事務局

追記

いずれにしても今回の症状ですとプロの確認が必要になります。安全に安心してお乗りいただくためにもお早目にお近くの修理工場やディーラーで診断していただきましょう!


日付:2015-02-19 13:21:06

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