2年前にブリジストンのエコピアpzxに履き替え、それからの走行距離は9000Kmです。主溝及び、タイヤの内側の磨耗は普通なのですが、外側の磨耗が激しく、ディーラーに聞いたら、車検には通らないかもと言われました。原因はとして考えられるのは何でしょうか？
よろしくお願いします。

使用状況にもよりますので、一概に決めつけることはできませんが、9,000kmで車検に通らない（タイヤ溝は車検時は1.6mm以上必要）くらい減ってしまっているのは少し早いかもしれませんね。

タイヤの偏摩耗には一般的に下記のようないくつかの原因が考えられます。
①空気圧不足・・・一般的にタイヤ両側溝が摩耗いたします。
②空気圧過多（入れすぎ）・・・タイヤ中央部が摩耗します。
③アライメント不良（※1、キャンバー、※2、トー角）・・・外減りや内減りを起こします。
④過積載による荷重超過・・・タイヤ両側溝が摩耗いたします。
⑤乗り方によるもの（高いスピードでの急ハンドルの操作等）・・・タイヤが外減りを起こします。カーブなどでは外側に車重がかかるためタイヤも外側に負担がかかります。高いスピードで急ハンドルを切るような運転ですとタイヤ外側の荷重が大きく結果として外側の摩耗が内側より大きくなります。

※1、キャンバー
車両を正面から見たとき、タイヤ上部が外側に傾く（逆ハの字）または内側に傾く（ハの字）角度をキャンバー角と言います。外側に傾く事をポジティブキャンバー（＋キャンバー）と言い、内側に傾く事をネガティブキャンバー（－キャンバー）と言いいます。
タイヤ上部が外側に傾く状態（+キャンバー）が何等かの原因で規定値より大きいとタイヤの外側への荷重が大きくなるため外減りを起こします。
※2、トー角
車両を上から見たとき、進行方向に対しタイヤ前端を内側または外側に向ける角度を「トー角」と言いいます。
この「トー角」が左右で狂っていたり、規定値より大きくトーイン（タイヤ前端が内側）になっていると外減りを起こします。

外減りだけで考えると一般的に③、⑤の原因が考えられます。
ただ、4輪とも減っている状態なのか、あるいは前輪だけ、あるいは1本だけ偏摩耗を起こしている状態かによっても変わってきます。
タイヤ空気圧をきちんと管理して乗っていたにもかかわらず、あまりに磨耗が早い場合にはアライメントの調整を検討してはいかがでしょうか。
アライメント調整には専用の機器が必要になります。まずはお近くの修理工場やディーラーに相談してみましょう！

ありがとうございました。
参考にさせて頂きます。
また何か有りましたら、
よろしくお願いします

ありがとうございました。
参考にさせて頂きます。
また何か有りましたら、
よろしくお願いします